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土曜の午後のひととき。

本と雑貨のお店は珈琲、紅茶、 軽い食事ができる。
ランチタイム、友人とおしゃべり、
あっていう間の三時間。

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by jellyfish222 | 2012-11-03 21:08 | おいしいもの、かわいいもの

ページを繰りながら続きを読むのが好き。

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by jellyfish222 | 2012-02-11 05:59 |

まほろばみたいな「まほろ駅前多田便利軒」

先月ハワイ行きの飛行機で観た映画がおもしろかったので原作を読もうと思っていた『まほろ駅前多田便利軒』。

多田の前にある日突然現れた行天(ぎょうてん)。
行天は高校の同級生だが多田には再会の喜びはなく、むしろ苦い思い出がよみがえるほど。
それは行天の小指の思い出。

高校時代の行天は成績も見た目もいいがかたくなに言葉を発しない男で、変人だった。
三年間でしゃべったのはたった一回で、それも工芸の時間にクラスメートの不注意で彼の小指が裁断され飛んでしまったときの「痛い」だけ。

しかし再会した行天はとても饒舌な男に変わっており、なぜか多田のところに居ついてしまう。
一方多田は行天が言うとおり、普通に大学を卒業して普通に会社勤めし、結婚し子供をもうけるような人生を過ごした時期もあったが、今は便利屋。
若くして世捨て人のような便利屋を営む多田とそこにころがりこんだ行天。
二人の便利屋稼業が始まる。
便利屋の仕事は各ご家庭のめんどうでありふれたことの処理なのだが、この二人の仕事にはときおりあぶない雰囲気が。
二人してまるで探偵のように仕事する羽目になる。(多田はそれを行天のせいだと考えているが)
やがて行天のもつ謎が明らかになり、多田の心の闇のようなものもはっきりしてくる。
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読んでいたら多田のほうが行天より少し不幸に見えた。

行天のはちゃめちゃぶりに心の鎧みたいなものを剥がされそうになって、多田は行天を追い出した、たぶん。
行天の小指について多田が思ってきたこと。
「一度断ち切られたものが、元通りになるわけがない」
「一度肉体から切り離されたものをまた縫い合わせて生きるとはどういう気分だろう。
どれだけ熱源にかざしても、なお温度の低い部位を抱えて生きるとは」

そんな多田に行天は、「傷はふさがっているでしょ。たしかに小指だけいつもほかよりちょっと冷たいけど、こすってれば、じきぬくもってくる。すべてが元通りとはいかなくても、修復することはできる」と言う。

多田はそれを否定したが、いなくなった行天にもう一度会いたいと思う頃にはこう思い始めている。

「失ったものが完全にもどってくることはなく、得たと思った瞬間には記憶になってしまうのだとしても。」
「幸福は再生する、と。形を変え、さまざまな姿で、それを求めるひとたちところへ何度でも、そっと訪れてくるのだ。」

ところで「まほろ」ってまほろば、とかまぼろしを連想する、と思ったら、解説にもそんなくだりがあった。
「まほろば」は「すばらしい場所」「すみやすい場所」という意味だんだそう。
311より後、幸福の再生、という言葉に簡単には頷けないが、でもそうあってほしいと思える、気持ちが癒される小説だった。
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by jellyfish222 | 2011-08-28 15:28 |

月夜に思い出した詩

昨夜は満月。
月で思い出す詩がある、
月がでたから小舟に乗るっていう詩、きっとこれ。

中也だったんだ。
朔太郎かと思っていたけど、あれは『月に吠える』


中原中也/湖上

ポッカリ月が出ましたら、
舟を浮べて出掛けませう。
波はヒタヒタ打つでせう、
風も少しはあるでせう。

沖に出たらば暗いでせう、
櫂(かい)から滴垂(したた)る水の音は
昵懇(ちか)しいものに聞こえませう、
――あなたの言葉の杜切(とぎ)れ間を。

月は聴き耳立てるでせう、
すこしは降りても来るでせう、
われら接唇(くちづけ)する時に
月は頭上にあるでせう。

あなたはなほも、語るでせう、
よしないことや拗言(すねごと)や、
洩らさず私は聴くでせう、
――けれど漕ぐ手はやめないで。

ポッカリ月が出ましたら、
舟を浮べて出掛けませう、
波はヒタヒタ打つでせう、
風も少しはあるでせう。




何年か前、社員旅行先で偶然見た藤城清治さんの影絵展。
よく目にしていたけど、作家の名を知ったのはそのときだったな。
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by jellyfish222 | 2011-08-15 17:26 |

ビタースウィート

大人買いのマンガ。
どうもツボにはまるなあと思ったら、
以前このブログで書いた『きのう何食べた?』と同じ作者の本でした。

男が作り男が売るスウィーツ。
ケーキの口上がそそる。

 苺とカスタードバタークリームをピスタチオ風味の生地で挟んだフレジェ。
 
 さくさくサブレ生地の上にブルーベリーのシロップ煮を乗せて生クリームをかぶせたレアチーズケーキ。
 
 中までしっとりホイップクリームたっぷりのショコラクラシック。
 
 オレンジジュースとリキュールをたっぷりしませたジェノワーズでほろ苦いチョコレートムースをくるんだショコラ・オランジェ・・・

などなど。

 ストーリーにはビターな味も含ませながら全編おいしそうなスウィーツ満載。

 ああ、ケーキが食べたくなる。

西洋骨董洋菓子店 1 (WINGS COMICS BUNKO)

よしなが ふみ / 新書館


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by jellyfish222 | 2011-07-01 20:14 |

あさのうた

今朝、雨上がりの空を見たら、
谷川俊太郎の朝の詩集を読みたくなった。
うちに帰ったら探してみよう。

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by jellyfish222 | 2011-05-30 18:24 |

ふるさとということ

わたしにはふるさと、という感覚がうすい。
生まれも育ちもここ愛知だし、半年間ほどを除いて愛知以外で暮らしたこともない
ので、よほど離れがたいのか、と自問すれば、そうでもなく。

でも今、福島原発事故による放射能被害で避難を余儀なくされている人たちのことを
考えていて両親のふるさとのことを思い出している。

ふたりは熊本県芦北の出身。
そこは水俣市に近い。車で2時間くらいのところ(数年前行ったとき運転した記憶)
水俣は不知火海に面し、向かいは天草諸島。

自分のルーツはあのあたりなんだろうな、と思うが、旅行で二回、両親の実家も二回しか行ったことがない。

最近再読している本、『苦海浄土』
石牟礼道子さんのこの本により水俣病のことが広く知られるようになった。
原因不明の病の発症。
生まれたときから脳性まひのこどもたち。
家族にその病を患うものがあることで、昨日とは違うふるさとの空気の中で生
きることを強いられたひとたち。
当初は伝染病と言われ、たぶん村の付合いさえしてもらえなくなっただろう。

福島から避難したひとたちが避難先でつらい思いをしていると聞く。
心ない風評。


そして、
政府は、福島第一原発から半径20キロ圏内の避難指示区域を、22日午前0時から、法的に立ち入り禁止にできる警戒区域に指定すると発表したという。

警戒区域内に自宅がある60代の男性が、「最後だろうから妻に自宅を一目見させてあげたい」と話していた。
原発事故直後、防護服を着た地元のおまわりさんたちが一軒一軒避難を勧めて廻っていた。
「どうなってもいい、うちにいたい」そう言っていた老夫婦は避難したのだろうか。


二度と戻れない、
二度と見ることはない、

自分の生まれた町、育った町、暮らしてきた町

ふるさと。

そこへ戻れないひとたちに第二のふるさとができたとしても、それはけしてはじめのふるさとと同じではない。

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熊本の祖父母の家の縁側にて。
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by jellyfish222 | 2011-04-22 20:51 | 雑感

月にイマジネーション

今夜の綺麗な月。
いまさっき探したら雲に隠れてしまってた。

あの月は昔みた映画のペーパームーンみたいに腰掛けられそうだな。

It is only a paper moon
Hanging over a cardboard sea
But it wouldn't be make believe
If you believed in me

月の本をいろいろ探してみた。
これ、素敵。

おつきさまは、よる、なにしているの?Que fait la lune,la nuit?
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by jellyfish222 | 2011-03-08 22:30 |

60年代のせーしゅん/坂道のアポロン

昨日バスを待つ間に古本屋で裏表紙の紹介文だけで買ってしまったマンガ『坂道のアポロン』
かなりおもしろくてびっくり。

1960年代後半の長崎。
転校してきた主人公の出会う、
音楽(ジャズ)好きでドラムを叩く不良少年、
レコード屋(CDじゃないね)の娘、
そのレコード屋の地下の練習場のピアノ、ドラム。
東京の大学に行っているトランペット吹きの隣のおにいちゃん。

村上龍の「1969」を思い出すな。
続きが楽しみ。


坂道のアポロン 1 (フラワーコミックスアルファ)

小玉 ユキ / 小学館



サントラ盤もでてた。

坂道のアポロン オリジナル・サウンドトラック

イメージ・アルバム / EMIミュージックジャパン



収録曲は…
すっごいですねえ

1.モーニン (アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ)
2.ブローイン・ザ・ブルース・アウェイホレス・シルヴァー
3.いつか王子様が (quasimode)
4.チュニジアの夜 (アート・ブレイキー)
5.バット・ノット・フォー・ミー (チェット・ベイカー)
6.アス・スリー (ホレス・パーラン)
7.ラヴ・フォー・セール (キャノンボール・アダレイ)
8.イージー・トゥ・ラヴ (サラ・ヴォーン)
9.マイ・フェイヴァリット・シングス (quasimode)
10.バグス・グルーヴ (ミルト・ジャクソン)
11.ブルー・トレイン (ジョン・コルトレーン)
12.マイ・ファニー・ヴァレンタイン (ビル・エヴァンス&ジム・ホール)

動画もありました。


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by jellyfish222 | 2011-02-16 18:19 |

ロビンフッドの最期について情報あり。

先日書いたルパンとロビンフッドの話についてコメントをくれた友人Bみさんが、さらに詳しく教えてくれたことがある。
わたしの記憶のロビンフッドの最期が、TVや映画と違ってるのはなぜか。

Bみさんが教えてくれたことには、「第一段階目のラスト的シーン」は、お家断絶状態の、元は貴族だったロビン一族が名誉回復し、ロビンはマリアンと結婚、王の側近に出世、めでたしめでたし。というもの。
ところが話はここで終わらず、「後日譚的ラストシーンがある」とBみさん。
それはある日、森の中で体調の悪くなったロビンは、寂れた寺院で尼僧の手当てを受けるが、この尼僧はロビンを憎む悪代官のムスメで、ロビンを殺して逃げるというもの。

彼女曰く、いったんめでたい結末になったんだからもうええやん、みたいなことで、この最期はドラマにしづらいんだろうなとのこと。
たしかにね、そうかもしれないです。

Bみさんの「実在したといわれている人物だけに、ハッピーエンドで終われない妙なおちの付いた話、でもそこがまた印象に残るお話」というコトバにナットク。

こちらはこの冬公開のハリウッド映画『ロビン・フッド』。
グラディエーターのポスターかと思ってしまった…よく見たら衣装が違いますな^^;
ゴメンネ、ラッセル。
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by jellyfish222 | 2010-12-08 15:46 |