カテゴリ:本( 44 )

気になる

友達の撮った象の写真を見た人が、彼の写真に似ていると教えてくれた作家グレゴリー・コルベール。

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by jellyfish222 | 2012-04-18 23:57 |

ページを繰りながら続きを読むのが好き。

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by jellyfish222 | 2012-02-11 05:59 |

秋深まり

気づけば今年もあとひと月半ほど。
本屋に行ったら来年のカレンダーや手帳が並んでいた。

毎年使っている手帳に
冬、暖かい部屋で読んで欲しいという帯のかかった本。
買いました。
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by jellyfish222 | 2011-11-12 20:45 |

まほろばみたいな「まほろ駅前多田便利軒」

先月ハワイ行きの飛行機で観た映画がおもしろかったので原作を読もうと思っていた『まほろ駅前多田便利軒』。

多田の前にある日突然現れた行天(ぎょうてん)。
行天は高校の同級生だが多田には再会の喜びはなく、むしろ苦い思い出がよみがえるほど。
それは行天の小指の思い出。

高校時代の行天は成績も見た目もいいがかたくなに言葉を発しない男で、変人だった。
三年間でしゃべったのはたった一回で、それも工芸の時間にクラスメートの不注意で彼の小指が裁断され飛んでしまったときの「痛い」だけ。

しかし再会した行天はとても饒舌な男に変わっており、なぜか多田のところに居ついてしまう。
一方多田は行天が言うとおり、普通に大学を卒業して普通に会社勤めし、結婚し子供をもうけるような人生を過ごした時期もあったが、今は便利屋。
若くして世捨て人のような便利屋を営む多田とそこにころがりこんだ行天。
二人の便利屋稼業が始まる。
便利屋の仕事は各ご家庭のめんどうでありふれたことの処理なのだが、この二人の仕事にはときおりあぶない雰囲気が。
二人してまるで探偵のように仕事する羽目になる。(多田はそれを行天のせいだと考えているが)
やがて行天のもつ謎が明らかになり、多田の心の闇のようなものもはっきりしてくる。
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読んでいたら多田のほうが行天より少し不幸に見えた。

行天のはちゃめちゃぶりに心の鎧みたいなものを剥がされそうになって、多田は行天を追い出した、たぶん。
行天の小指について多田が思ってきたこと。
「一度断ち切られたものが、元通りになるわけがない」
「一度肉体から切り離されたものをまた縫い合わせて生きるとはどういう気分だろう。
どれだけ熱源にかざしても、なお温度の低い部位を抱えて生きるとは」

そんな多田に行天は、「傷はふさがっているでしょ。たしかに小指だけいつもほかよりちょっと冷たいけど、こすってれば、じきぬくもってくる。すべてが元通りとはいかなくても、修復することはできる」と言う。

多田はそれを否定したが、いなくなった行天にもう一度会いたいと思う頃にはこう思い始めている。

「失ったものが完全にもどってくることはなく、得たと思った瞬間には記憶になってしまうのだとしても。」
「幸福は再生する、と。形を変え、さまざまな姿で、それを求めるひとたちところへ何度でも、そっと訪れてくるのだ。」

ところで「まほろ」ってまほろば、とかまぼろしを連想する、と思ったら、解説にもそんなくだりがあった。
「まほろば」は「すばらしい場所」「すみやすい場所」という意味だんだそう。
311より後、幸福の再生、という言葉に簡単には頷けないが、でもそうあってほしいと思える、気持ちが癒される小説だった。
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by jellyfish222 | 2011-08-28 15:28 |

月夜に思い出した詩

昨夜は満月。
月で思い出す詩がある、
月がでたから小舟に乗るっていう詩、きっとこれ。

中也だったんだ。
朔太郎かと思っていたけど、あれは『月に吠える』


中原中也/湖上

ポッカリ月が出ましたら、
舟を浮べて出掛けませう。
波はヒタヒタ打つでせう、
風も少しはあるでせう。

沖に出たらば暗いでせう、
櫂(かい)から滴垂(したた)る水の音は
昵懇(ちか)しいものに聞こえませう、
――あなたの言葉の杜切(とぎ)れ間を。

月は聴き耳立てるでせう、
すこしは降りても来るでせう、
われら接唇(くちづけ)する時に
月は頭上にあるでせう。

あなたはなほも、語るでせう、
よしないことや拗言(すねごと)や、
洩らさず私は聴くでせう、
――けれど漕ぐ手はやめないで。

ポッカリ月が出ましたら、
舟を浮べて出掛けませう、
波はヒタヒタ打つでせう、
風も少しはあるでせう。




何年か前、社員旅行先で偶然見た藤城清治さんの影絵展。
よく目にしていたけど、作家の名を知ったのはそのときだったな。
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by jellyfish222 | 2011-08-15 17:26 |

ビタースウィート

大人買いのマンガ。
どうもツボにはまるなあと思ったら、
以前このブログで書いた『きのう何食べた?』と同じ作者の本でした。

男が作り男が売るスウィーツ。
ケーキの口上がそそる。

 苺とカスタードバタークリームをピスタチオ風味の生地で挟んだフレジェ。
 
 さくさくサブレ生地の上にブルーベリーのシロップ煮を乗せて生クリームをかぶせたレアチーズケーキ。
 
 中までしっとりホイップクリームたっぷりのショコラクラシック。
 
 オレンジジュースとリキュールをたっぷりしませたジェノワーズでほろ苦いチョコレートムースをくるんだショコラ・オランジェ・・・

などなど。

 ストーリーにはビターな味も含ませながら全編おいしそうなスウィーツ満載。

 ああ、ケーキが食べたくなる。

西洋骨董洋菓子店 1 (WINGS COMICS BUNKO)

よしなが ふみ / 新書館


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by jellyfish222 | 2011-07-01 20:14 |

繰り返す

昨晩は、谷川俊太郎さんの詩集を本棚から探し出し読みながら寝てしまった。

なんども繰り返して読んだこのセンテンス。

繰り返すものはどうしていつまでも新しいのだろう
朝の光もあなたの微笑みも
いま聞こえているヘンデルも……
一度きりのものはあっという間に古びてしまうのに

朝の光/「真っ白でいるよりも」より


繰り返せば色褪せるものだと思っていたけど、毎朝目覚めるごとに同じことをしても、それは今日のこと。昨日とは違う新しいことになってるのかもしれないな。


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by jellyfish222 | 2011-06-01 15:20 |

あさのうた

今朝、雨上がりの空を見たら、
谷川俊太郎の朝の詩集を読みたくなった。
うちに帰ったら探してみよう。

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by jellyfish222 | 2011-05-30 18:24 |

月にイマジネーション

今夜の綺麗な月。
いまさっき探したら雲に隠れてしまってた。

あの月は昔みた映画のペーパームーンみたいに腰掛けられそうだな。

It is only a paper moon
Hanging over a cardboard sea
But it wouldn't be make believe
If you believed in me

月の本をいろいろ探してみた。
これ、素敵。

おつきさまは、よる、なにしているの?Que fait la lune,la nuit?
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by jellyfish222 | 2011-03-08 22:30 |

60年代のせーしゅん/坂道のアポロン

昨日バスを待つ間に古本屋で裏表紙の紹介文だけで買ってしまったマンガ『坂道のアポロン』
かなりおもしろくてびっくり。

1960年代後半の長崎。
転校してきた主人公の出会う、
音楽(ジャズ)好きでドラムを叩く不良少年、
レコード屋(CDじゃないね)の娘、
そのレコード屋の地下の練習場のピアノ、ドラム。
東京の大学に行っているトランペット吹きの隣のおにいちゃん。

村上龍の「1969」を思い出すな。
続きが楽しみ。


坂道のアポロン 1 (フラワーコミックスアルファ)

小玉 ユキ / 小学館



サントラ盤もでてた。

坂道のアポロン オリジナル・サウンドトラック

イメージ・アルバム / EMIミュージックジャパン



収録曲は…
すっごいですねえ

1.モーニン (アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ)
2.ブローイン・ザ・ブルース・アウェイホレス・シルヴァー
3.いつか王子様が (quasimode)
4.チュニジアの夜 (アート・ブレイキー)
5.バット・ノット・フォー・ミー (チェット・ベイカー)
6.アス・スリー (ホレス・パーラン)
7.ラヴ・フォー・セール (キャノンボール・アダレイ)
8.イージー・トゥ・ラヴ (サラ・ヴォーン)
9.マイ・フェイヴァリット・シングス (quasimode)
10.バグス・グルーヴ (ミルト・ジャクソン)
11.ブルー・トレイン (ジョン・コルトレーン)
12.マイ・ファニー・ヴァレンタイン (ビル・エヴァンス&ジム・ホール)

動画もありました。


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by jellyfish222 | 2011-02-16 18:19 |